ヤブガラシの食べ方

ヤブガラシという草を知っていますでしょうか?

ヤブガラシとは、道端とか庭によく生えている雑草で、園芸用の植物に絡み付いたりしてしまうので、普通の人には嫌われている雑草です。

ただ、このヤブガラシが食べられるのはあまり知られていないようです。しっかりアク抜きすれば、かなり美味しく食べられます。手に入りやすい雑草のなかでは、かなり味の良い部類です。ヌメリがあり、味はモロヘイヤに近く、食感はコゴミなんかに似ているかもしれません。

ヤブガラシのお浸しの作り方

ヤブガラシが庭にたくさん生えてきたので、今回はお浸しにして食べました。

作り方は以下の通り。

ヤブガラシを採取します。手で簡単にちぎれる先っぽの方だけを使います。葉の部分は大きな物も食べられますが、太い茎の部分は繊維質で硬いので避けたほうがよいです。

採取したヤブガラシを塩を入れて鍋で茹でます。茹で時間は5分程度。茹で終わったら、水に漬けて、半日程アク抜きします。

アク抜きが終わったら、水を切り、食べ易い長さに切って、鰹節や醤油をかけて盛り付けます。

園芸好きには嫌われ物ですが、簡単に作れるし、採取も楽なので一度食べてみてはいかがでしょうか。