ほうじ茶を自作する方法

高知には「満天の星」という高知県津野町のアンテナショップがあるのですが、その店で人気なのがほうじ茶大福です。ほうじ茶の味の冷たい大福の中にクリームが入っていて、甘くてほろ苦くて美味しい。僕はこれが好きで、時々高知市内に行くときに、その「満天の星」でほうじ茶大福とほうじ茶を買ったりしていました。

東京に住んでいたときには、ほとんどほうじ茶は飲まなかったのですが、高知に移住してからは、緑茶とコーヒーのストックの他に、「満天の星」のほうじ茶をストックするようになりました。

ただ、二人暮しでは毎日コーヒーやお茶を飲んでも、なかなか減らず古くなってしまうこともあります。我が家では、緑茶、紅茶、コーヒー、麦茶、ジャスミン茶を常備しているので、毎日1〜2種類のお茶を飲んでもたいして減らないんですね。なので最近はほうじ茶は自分で作るようにしています。そもそもほうじ茶は、緑茶を焙じたものなので原料は同じだから、別々に常備しておく理由もありません。作ってみるとめちゃくちゃ簡単だし、焙じているときはとてもいい香りもするし、ほうじ茶の自作はおすすめです。

ほうじ茶の作り方

作り方は本当に簡単。

  1. 普段飲んでいる緑茶を用意します。
  2. 分量は緑茶を用意する時と同じか、少し多め
  3. フライパンを強火で熱して30秒くらいしたら茶葉を入れます
  4. 茶葉が焦げないように箸でかき混ぜながら炒ります。
  5. いい香りがして、茶色くなったら出来上がりです。

茶葉を火にかける時間は30秒か1分くらいで、そのへんはお好みで調整してください。火にかける時間を調整することでほうじ茶の焙じ具合を調整できるのも面白いところです。とにかく茶葉が茶色くなればOKぐらいのラフな感じで作っても、ぜんぜん問題ありません。

一度に大量の茶葉をほうじ茶にすることも出来ますが、その都度焙じた方が香りも良いので、面倒でない方はその都度作った方がいいと思います。

焦がさないようにすること以外に注意点は無いので、失敗することもありません。焙じるときに使ったフライパンや箸も、お茶を炒っただけなので水でざっと洗うだけで後片付けも済みます。

ほうじ茶を作っている時は、お茶屋さんのようないい香りがします。お茶屋さんでは、茶葉を熱して香りを出す茶香炉というものを使っているのですが、ほうじ茶を作れば同じようにいい香りで部屋を満たすことが出来ます。

緑茶ばかりで飽きたなぁ、という時は勿論、焼き魚をしてキッチンが臭う時も消臭材代わりになるので、試してみてはいかがでしょうか。