移住後の交通費が高い!

僕は、東京から高知県に移住をしたけれど、生まれてからほとんどの時間は関東で過ごしてきた。だから、友人や家族、親戚などは関東にいる。

1年に数回、家族や友人に会いに東京に行くのだが、その交通費が結構な金額になる。2019年の2月からジェットスターが就航し、かなり安く行き来できるようになったが、貧乏人にはそれなりの出費だ。

ジェットスターが就航するまでは、東京に行くのは夜行バスが主な手段だった。JALやANAは高いので仕事以外であまり使うことはなかった。

高知県から東京に出るには電車は不便で、飛行機か夜行バスになる。電車で東京に行くには、四国には新幹線が走っていないので、在来線で一旦岡山に出る必要があり、高知駅から岡山駅までは、特急を使っても2時間半かかる。その上、岡山駅から東京駅までは新幹線で3時間半、合計6時間もかかってしまうのだ。夜行バスは11時間もかかるのだが、料金は電車よりかなり安いし、昼間に電車に6時間も乗り続けるのは辛い。事前に予定が分かっていれば早割で飛行機を予約し、早割が取れなければ夜行バスというのが今までのパターンだった。

最近は、もっぱらジェットスターを使っている。平日は驚くほど安くて、高知空港と成田空港の往復で1万円を切ることもある。ただ、友人や家族の休みに合わせると、連休や土日に行くことになり、そうなるとあまりコストパフォーマンスはよくない。千葉や茨城に行く場合なら問題無いが、僕がよく行く神奈川県は成田空港から遠くて、電車賃が高くつくので、コストメリットがなくなってしまうのだ。

田舎に移住をすると生活費は落ちるが、意外と実家や友人と会うための費用がかかります。「田舎暮らしはしたいけど、時々は地元に帰りたい」という人は、LCCが就航している空港の近くに住むのもいいかもしれません。