脳がチカチカした古市憲寿著「働き方は「自分」で決める」

高学歴で意識の高い人達の話し。

登場するのは、高校から進学校に通い、高校や大学に在学中から働いて、常に動いていたいし、現代社会を前向き捉えて時代の波に乗り続けることが出来る人達という印象。

読んでいてモヤモヤしたのは、お金持ちでキラキラした世界に住み、仲間に囲まれて暮らしている人達への嫉妬心だろうか。

今まで僕が生活してきて出会ったことの無いタイプばかりで、生活レベルや価値観が違い過ぎて脳がチカチカする。

ここで登場するような親が裕福で、高学歴で仕事や社会との関わり合いに前向きな人達が社長になったり政治家になったりして、世の中のメインストリートにいるかと思うと、僕みたいな弄れ者が社会と上手くやっていけるはずがないな、と妙に納得した。

彼らはある意味すごく単純で自分のなかに明確な指標を持っている。

お金や時間や友人について明確な価値観があり、それを実現するために最短距離で動いていく。

人間らしい逡巡や迷いのようなものはあまり感じられない。

僕は迷ってばかり、どうしたら迷わなくなるのだろうか。