生活費を下げるには引っ越しから!

田舎暮らしをするためには、都会で暮しているうちから、生活費を下げるべきと前回の記事でも書きましたが、今回は生活費の具体的な下げ方について書いていきたいと思います。

「よし、節約するぞ!」と決意しても、ただ生活費を下げようとしてもなかなか難しいと思います。私も節約しようと思い立ったはいいものの、どこから手を付けていいか分かりませんでした。

私がまず一番最初にやるべきだと思うのは家計簿をつけることです。「やっぱり…そんなの分かってるよ」と思われるかもしれませんが、家計簿を付けて、何に幾ら使っているかは最低限把握しておく必要があります。ただし、家計簿は一ヶ月分でOKです。まず、一ヶ月間だけ付けてみて、何に幾ら使っているかを把握しましょう。

オススメはエクセルやグーグルのスプレッドシートです。これなら、スマホで簡単に作ることができます。1円単位までつける必要はありません。100円単位で日々使った金額と家賃や光熱費なども合わせてつけておきます。

一ヶ月間家計簿をつけ終わったら、貴重な記録になるのでデータとして大切に保存しておきましょう。

家賃が変わると意識が変わる

次に手を付けるべきは家賃です。食費でも光熱費でも通信費でもありません。まず節約すべきは家賃です。現在の家賃よりも大幅に安い家に引っ越しましょう。家賃が下がれば、その他の生活費は自動的に下がっていくはずです。というのも、10万円の家賃を払っている人にとっての食費5万円は家賃の50%ですが、家賃が5万円になれば食費の5万円は100%です。このことを意識するためにも、最初に家計簿をつけることが大切なのです。

家賃の安い家に引っ越した後、もう一度一ヶ月間家計簿をつけてみてください。すると、家賃が下がったことで、食費や光熱費、通信費などすべての出費が、相対的にすごく高く見えるはずです。ここではじめて食費などの生活費にメスを入れていきましょう。

家賃を下げることは、それ自体が節約にもなりますが、食費などのその他の出費が自然と気になるようにさせる効果があります。いきなり引っ越すのはハードルが高いかもしれませんが、どんな節約よりも効果があります。ぜひ参考にしてみてください。