手ぬぐいをバスタオルに

風呂上がりに使うバスタオルを手ぬぐいに変えるのは、今のところいい感じ。タオルのように水を吸い取る感じはあまりないけれど、体を拭く分には問題ない。ただ、髪が長い人は、手ぬぐい1枚で拭ききるのはちょっと大変そうだ。あと、タオルに比べると、肌に若干水分が残る感じはあるので、冬は寒いかもしれない。

今バスタオルを使っている人が、いきなり手ぬぐいに変えると、慣れるまで少し時間が掛かるかもしれないが、バスタオルでなくフェイスタオルをバスタオルの変わりとして使っている人であれば、それほど違和感無く移行出来るはず。ミニマリズムとか断捨離に興味がある人には、かなりオススメです。

端が縫われてないのは衛生的だから?

体を拭いた後の手ぬぐいは、しっかり絞って、適当に掛けておけば翌朝には乾いている。端が処理されている百均の手ぬぐい風タオルでも問題無し。これだけ早く乾けば、洗濯しても臭くなることはない。

ところでこの手ぬぐいの端の処理だが、端を縫わないで切りっぱなしにしているのは「早く乾かすことで衛生的にするため」とかいう説があるが、本当だろうか?昔、江戸時代なんかに手ぬぐいを衛生的に保つなんていう考え方があったとは思えない。衛生観念って、結構最近までいい加減だった。戦中生まれの父が子供のときには、箸も茶碗も洗わなかったそうで、ご飯を食べた後の茶碗にお茶を入れて茶碗と箸を洗って、そのお茶を飲み、茶碗は手ぬぐいで拭いて食器入れに仕舞い、箸は舐って箸箱に入れていたそうだ。

手ぬぐいを生産している会社のサイトでも「衛生的にするため」と書いてあるのだが、タオルありきの後付のような気がしてならない。

まあ兎にも角にも、洗濯物は臭くならないし、手ぬぐい生活は快適。タオルの臭いが気になっている人は試してみてもいいかもしれません。あと、タオルに比べて、畳んだときの厚さも薄いので、収納も楽ですよ。