今日は、庭のかぼちゃを収穫した。
僕はあまりかぼちゃが好きではないので、苗を買ったり、種を買って植えたりしていない。このかぼちゃは、去年、生ゴミ堆肥として庭に埋めていたスーパーで買ったかぼちゃの種から勝手に生えてきたもの。
春に、庭のあちこちから芽が出たのを1本だけ残しておいたら、5月の連休頃から、もの凄い勢いで蔦を庭中に張り巡らした。
なかなか雌花が咲かなかったが、ひとつだけ人工受粉に成功し、今日、収穫となった。大きさは直径25センチくらいで、どっしり重い。
さっそく煮物にして食べてみたが、少し食べるのは早かったかも。少し水っぽくて、あまり甘味が無い。
ニ〜三週間、風乾燥というのをすると、甘くて美味しくなるらしい。既にカットしてしまったが、とても1日では食べきれないので、ゆっくり食べていこうと思う。
かぼちゃの種の自家採取
一年前に生ゴミとして捨てたものから、芽を出して、実をつけたということは、かなりタフなかぼちゃなのではないかと思って、種を保存しておくことにした。
ワタと種を手で分けて、種をザルに取って水で洗ったら乾燥させる。種の表面はぬるぬるで、なかなか綺麗にならないが、それなりに洗って、干し籠に入れて乾燥させている。乾燥したら、紙袋にでも入れて保存して、来年もう一度この種で栽培してみたい。
一年前にスーパーで適当に買ったかぼちゃなので、F1種なのか品種は何なのか、何も分からないが、おそらくメキシコ産のかぼちゃではないかと思う。
メキシコで採れたかぼちゃを日本の僕が食べて、その種を埋めて、実がなり、また種ができ、メキシコの二世三世が日本の片田舎で世代を繋いでいくと思うと、なんだか面白い。
かぼちゃの葉柄は食べられる
ちなみに、
僕の育て方が悪いのかもしれませんが、かぼちゃはツルばかり伸びて、なかなか実がなりません。そんなときは、葉柄を食べてみてはいかがでしょうか。かぼちゃは葉柄も食べることが出来ます。フキと同じように葉柄の皮を剥いて、茹でたり炒めたりして食べます。見た目はフキのようですが、アクはほとんど無く、ほんのりかぼちゃの香りがするセロリのような味です。皮を剥くのが面倒ですが、一度お試しください。