かぼちゃの種の食べ方

先日収穫したかぼちゃの種を来年のために保存することにしたのですが、かぼちゃ一つだけでも、けっこうな数の種が取れてしまったので、形のいい種だけを来年に残して、その他の種は食べることにしました。

調理は簡単で、フライパンで炒るか、電子レンジで温めるだけです。

電子レンジで調理する時には、封筒に入れるか紙で包んでください。3分レンジでチンすれば出来上がります。レンジで温めると、種が破裂して危険なので、必ず紙で包むようにしましょう。また、油断すると真っ黒に焦げてしまうので、様子を見ながら温めるようにして下さい。火が通ったら、適当に塩を振って食べるだけです。

かぼちゃの種は、おつまみなどとして売られているので、食べたことがある人も多いと思います。ただ、自分で炒って食べる場合には、一つ一つ殻を割らなくてはいけません。ペンチで割ってもいいのですが、僕の場合は、歯で割りながらちびちび食べることにしています。

かぼちゃの種を割るにはちょっとしたコツがあって、失敗すると殻ごと中の実の部分まで割れてしまい、中身が上手く取り出せなくなるので、種を薄く半分に割るようにすると、綺麗に中身が取り出せます。

一度にたくさん食べることに命をかけているような人は、ちまちま割って食べることに発狂してしまうかもしれません。でも、この「ちまちま」も味のうちです。「お、うまく剥けた」「わ、失敗した」とか独り言を言いながら、ちまちま食べるのがいいのです。

既に剥いてあるものをガサアッと口に放り込むような下品な食べ方をしては美味しくないのです。

かぼちゃの種は、大豆のような落花生のような味がします。殻付きの状態だと、ものすごくたくさんあるように見えても、殻を割ってしまうと中身は大した量はありません。

スーパーで買ってきたかぼちゃの種も美味しく食べられます。現代の忙しく働くビジネスパーソンには、ちまちまかぼちゃの種を食べている暇はないかもしれませんが、時間が余って仕方ない人にはオススメしたいおつまみです。