9月になってしまいました…
今年の夏は短かったですね。
7月末まで梅雨が続いて、やっと夏が来たと思ったら、あっという間に9月です。
最近は随分涼しくなってきて夏が終わってしまうことをひしひしと感じています。
夏が好きな私としては寂しく、少しでも夏の名残を楽しむべくシュノーケリングに行ってきました。
場所は高知県東部の羽根岬です。
羽根岬には釣りにくることも多いので、釣りポイント開拓も合わせて海の中を観察しようと思ったのですが、今日は波が高い上に濁っていて視界は2メートル程度で、あまり魚を見ることはできませんでした。
泳ぎ疲れて岩場に上がろうとしたとき、波が荒くて制御が利かず怖い思いをしました。波に揉まれて叩きつけられるようになんとか上陸しましたが、腕を負傷。
今回は腕を少し切っただけで済みましたがもう少し波が荒ければ上陸できなかったかもしれません。
高知の波を甘く見たら駄目ですね、今後波が荒いときは気を付けよう…
クロナマコ?ニセクロナマコ?
そんなこんなで怖くなったので浅瀬で小魚を観察することに。
浅い入江やタイドプールではメジナやニザダイ、カゴカキダイ、チョウチョウウオ、スズメダイなんかを見ることが出来たのですが、そこで大きなナマコを見付けました。
黒いナマコで大きさは30センチ以上あります。
ナマコは今まで自分で料理したことが無かったので、これ幸いとナマコを掴んだ途端、ナマコの口?から白い糸のようなものが吹き出しました。ベタベタしていて手袋に絡み付きます。
今まで何度かナマコを掴んだことはありましたが、こんなことは無かったので不思議に思い、家に持ち帰った後、料理する前に念の為調べてみました。
すると、このナマコは食用のナマコではなく、ニセクロナマコという毒を持つナマコだということが分かりました。
てっきり食用のクロナマコだと信じていたので危なかったです。
サイトによっては、「ナマコの仲間はほとんど食べることが出来る」と書いてあったりして誤解を生みやすく危険です。
それと「クロナマコ」「ナマコ」などのキーワードで検索しても、表示されるサイトにはよく似たニセクロナマコについての記述が無いので注意が必要です。
危うく食べてしまうところでした。
自分で採取して食べることが趣味の方は注意した方がいいかもしれませんね。
ちなみにクロナマコとニセクロナマコの見分け方は、黒色が強いのがニセクロナマコとのこと。それと、掴まれたり突かれたりして刺激を受けるとキュビエ器官という白い糸を出すのはニセクロナマコだそうです。